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近代仏教関係選書リスト3

近藤俊太郎先生が選んだ本
「近代仏教は戦争に協力したのか?」


17.近藤俊太郎『天皇制国家と「精神主義」――清沢満之とその門下』法藏館、2013年
 近代仏教史では1、2を争う超有名人、清沢満之。キヨザワマンシ、と読む。清沢とその門下による「精神主義」運動の歴史について知ることは、近代仏教のイロハです。彼らは近代日本の戦争や社会問題にどう直面し、何を説いたのか?!まずはここから始めましょう。


18.大澤広嗣『戦時下の日本仏教と南方地域』法藏館、2015年
 研究者が本気を出せば、こんな本だって書けちゃうのだ!戦時下の日本仏教による南方地域への関与という知られざる歴史を、著者は厖大な資料を駆使して解明しちゃっています。こんな分厚い専門書、いつ読むの?いまでしょ。(古い?)


19.小川原正道『近代日本の戦争と宗教』講談社、2010年
 とにかく日本の宗教界と戦争との関係を知りたいという方は、まず本書を手に取ってみて。本書にざっと目を通すだけで、宗教界全体がどのように戦争にかかわっていったのかが分かっちゃいますよ。内容ぎっしりだけど、わかりやすい便利本です。


20.小川原正道『日本の戦争と宗教――1899-1945』講談社、2014年
 日本の宗教勢力は軍とグルだった!彼らは協力しながら日本の戦争を遂行していったのだ。いまとなっては誰も教えてくれないそのような戦争と宗教をめぐる事実を、あなたは知ってみたくはないだろうか?…私は知りたい。


21.島薗進『国家神道と日本人』岩波新書、2010年
 天皇陛下万歳と叫び君が代を歌うのはなぜか?教育勅語を覚えなければならないのはなぜか?GHQが戦後日本で政治宗教のシステムを解体しようとしたのはなぜか?その答えを日本人は知っておかねばらならない。本書を開くべし!


22.中島岳志・島薗進『愛国と信仰の構造』集英社新書、2016年
 いつかどこかの国で起こった愛国と信仰の暴走、それがこの国で起こりつつある。近現代のナショナリズムと宗教の問題を問わなければ、本当に危ない。この問題に立ち向かったのは著名な政治学者中島岳志&宗教学者島薗進。彼らの明快でかつスリリングな対談から学べることは多いはずだ。


23.新野和暢『皇道仏教と大陸布教──十五年戦争期の宗教と国家』社会評論社、2014年
 「ねえ、天皇陛下と阿弥陀如来は一緒なの?」「そうだよ。実は、阿弥陀如来の教えは、天皇陛下の御命令と同じなんだよ。しかもそれはこの日本であきらかになったことなんだ。」「やっぱり日本ってすごいね。じゃあ、アジアの人たちにも教えてあげなきゃ。」「もちろんさ。」実際はもう少し難しいです。


24.大東仁『戦争は罪悪である──反戦僧侶・竹中彰元の叛骨』風媒社、2008年
 戦争はあかん!絶対にあかん!何があってもあかん!どうしたってあかん!とにかくあかんあかんあかん!なぜかって?そんな大事なことも知らんのか、戦争は罪悪だからだ。――このセリフ、あなたは戦争が始まってから言えますか?彼は言ったんです。


25.高橋哲哉『『靖国問題』ちくま新書、2005年
 国のために死んだ人を誉めるって、どんな意味あるの?アジアの国々がうるさいから、などという理由でしばしば問題となるヤスクニですが、この問題を近代日本の政治と宗教の関係から説明できる人って意外に少ないんじゃないでしょうか?あなたはできますか?


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