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近代仏教関係選書リスト2

碧海寿広先生が選んだ本
「真宗は近代仏教のトップランナーなのか?」


9.碧海寿広『近代仏教のなかの真宗――近角常観と求道者たち』法藏館、2014年
 近代日本でもトップクラスで頭のいいエリート青年たちが、そのお説教を聞いて涙ながらに感動し、尊敬したカリスマ的な僧侶がいました。なにがそんなにすごかったのか。本書には、そのすごさの理由が多面的に書かれています。


10.オリオン・クラウタウ『近代日本思想としての仏教史学』法藏館、2012年
 親鸞、道元、日蓮。鎌倉仏教はすごい僧侶がいっぱい。江戸時代から後は・・・あまりパッとしない。そんな日本仏教史のイメージは、近代の学者さんたちが定着させました。でもそのイメージ、ほんとに正しいの?本書を読んで考え直しましょう。


11.倉田百三『『出家とその弟子』岩波文庫、1962年
 もし親鸞が恋愛について熱く語ったら?大正時代のロマンチックな先生のような親鸞が、恋に悩める一人の弟子に対して、ほんとうの愛とは何かを伝えます。そして人生や、宗教の意味についても。近代日本の大ベストセラー作品。


12.子安宣邦『歎異抄の近代』白澤社、2014年
 悪人こそが救われる。親鸞の有名な教えです。教科書にも載ってます。でも、昔の人はほとんど知りませんでした。明治以降、有名になりました。『歎異抄』が人気になったからです。なぜ人気になったのでしょうか。本書を読めばわかります。


13.安冨信哉『近代日本と親鸞──信の再生』シリーズ親鸞9巻、筑摩書房、2010年
 日本人は親鸞が大好き。知識人も、一般庶民も、親鸞が好き。本書は、特に近代日本の知識人のような意識の高い人々が、親鸞をどう受け止めたのかを論じています。仏教についての意識の高い読者におすすめ。


14.安冨信哉編、山本伸裕校注『清沢満之集』岩波文庫、2012年
 折れない心をもっていますか?折れない心が欲しいですか?明治の宗教家に、どんな困難にあっても折れない心をつくるための思想を語った人がいました。本書は、その人の思想のエッセンスがつまった文集です。わかりやすい解説付き。


15.安丸良夫『神々の明治維新――神仏分離と廃仏毀釈』岩波新書、1979年
 日本では昔から神様と仏様が仲良く共存してきました。ところが、「そんな状態はイヤだっ!」として、日本の宗教界に「維新」を起こした人々がいました。その「維新」によって日本の文化がいかに大きく変化したか。本書は鋭く論じます。


16.山口輝臣『島地黙雷――「政教分離」をもたらした僧侶』山川出版社、2013年
 政治と宗教の話を社交の場でしてはならない、と言われます。この島地黙雷という僧侶は、なのに、人前でひたすら政治と宗教の話ばかりしていました。その結果、日本における政治と宗教の関係を定めてしまいました。何事もひたすら語ってみるものです、ね。


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