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近代仏教関係選書リスト1

大谷栄一先生が選んだ本
「仏教は近代とどのように出会ったのか?」


1. 大谷栄一『近代仏教という視座――戦争・アジア・社会主義』ぺりかん社、2012年
 なぜ、「近代」と「仏教」が結びつくのでしょうか?それは日本社会の近代化と深い関連があります。「ナショナリズム」「超国家主義」「戦争」「アジア」「社会主義」など、近代日本の問題群と仏教の関わりを分析した専門書です。


2. 阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』ちくま新書、1996年
 よく日本人は「無宗教」だと言われます。それは本当なのでしょうか?ということを問い直した本です。「葬式仏教」が成立した歴史、宗教=「個人の私事」という考え方が定着した事情を振り返り、「無宗教」の秘密を解き明かしています。


3. 磯村健太郎『ルポ仏教、貧困・自殺に挑む』岩波書店、2011年
 格差社会、無縁社会、人口減少社会。現代日本社会はいろいろな問題を抱えています。こうした社会に生きる人びとの悲しみや苦しみに寄り添い、貧困問題や自殺問題に真摯に向き合うお坊さんたちを取り上げたルポルタージュです。


4. 佐藤哲朗『大アジア思想活劇──仏教が結んだ、もうひとつの近代史』サンガ、2008年
 日本仏教は明治時代からグローバル化していた! 本書を読むと、それがよくよくわかります。教談師・野口復堂、神智学協会・オルコット大佐、スリランカ仏教徒・ダルマパーラなど、魅力的な人物たちの織りなす近代アジア仏教交流史を堪能あれ!


5. 末木文美士『明治思想家論――近代日本の思想・再考Ⅰ』トランスビュー、2004年
 「近代仏教」という新しい世界の先導役となった一冊。仏教は明治日本の脇役ではなく、夏目漱石や西田幾太郎など、多くの文学者や思想家に影響を与えていました。仏教を主軸とした「もう一つの明治思想史」を提起した論争の書です。


6. 末木文美士『近代日本と仏教――近代日本の思想・再考Ⅱ』トランスビュー、2004年
 日本の近代はなぜ仏教を必要としたか? この問いから、本書は始まります。京都学派、批判仏教、丸山真男、和辻哲郎、『歎異抄』、アジア主義、中国仏教など、「近代日本と仏教」の関係をさまざまな視点から論じた刺激的な論集!


7. 鈴木大拙著、守屋友江翻訳『禅に生きる――鈴木大拙コレクション』ちくま学芸文庫、2012年
 世界でもっとも有名な日本の仏教思想家。それが鈴木大拙です。『禅と日本文化』や『日本的霊性』など、お薦めの本はたくさんありますが、この本は今では読むことが難しい雑誌論文や手紙などをまとめた一冊。大拙の肉声を感じられます!


8. 西山茂責任編集『近現代の法華運動と在家教団』シリーズ日蓮4、春秋社、2014年
 日本社会で圧倒的な存在感を示す日蓮仏教。伝統教団・日蓮宗から、田中智学の日蓮主義、新宗教教団の本門佛立宗と創価学会まで、日本近現代の日蓮仏教の全体像を網羅した一冊。これを読めば、なぜ、日蓮仏教が大きな影響力を持つのかがわかる!


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